ココアちゃん「えっ？なになに？（目を輝かせながら）」

リゼちゃん「ここに判子を押すだけで日本の役に立てるんだ！」

ココアちゃん「すごーい！リゼちゃんもするなら私もやる！ｶｷｶｷ」

ココアちゃん「チノちゃんもやろうよ！懲戒請求！」

チノちゃん「ちょーかい・・・なんですかそれは？」

リゼちゃん「住所氏名を書いて判子を押すだけで日本のためになれるんだ！」

ココアちゃん「やろうよチノちゃん！」

チノちゃん「なんだかわかりませんが面白そうですね・・・」

ワイ「・・・・（大変なことになるぞこれは）」

深夜のバーにて

ワイ「タカヒロさんどうしよう、チノちゃんたちがあんなことしてるけど」

タカヒロ「色々とやらせてもいいんじゃないか？ミスをしたときは我々大人たちがフォローしてやればいいんだから」

ワイ「でも・・・」

タカヒロ「それに私も実は一度、懲戒請求されたことがあるんだ」

ワイ「え！？タカヒロさんって弁護士の仕事やってたんですか？」

タカヒロ「いや、下の名前が同じ弁護士がいたらしく請求者の勘違いだったそうだ」

ワイ「誰なんでしょうね、その弁護士」

数週間後

リゼちゃん「逆訴訟の裁判所命令が届いた・・」

ココアちゃん「あわわ・・どうしようリゼちゃん・・・」

チノちゃん「うぅ・・・和解金を五万払えば許してくれるらしいです」

リゼちゃん「いや！負けちゃだめだ！ここで裁判の出廷を無視すれば何とかなる、はずだ！」

ココアちゃん「そ、そうだよね！ここでラビットハウスの力を見せないとね！」

チノちゃん「ラビットハウス一世一代の大勝負です！」

女性一同「えい！えい！おーーー！！！」

ワイ「・・・・」

夜のバーにて

ワイ「和解を無視して裁判を進めるなら請求書一枚あたり数十万はくだらないですよ・・」

タカヒロ「ふむ、さすがにそれは困ったね」

リゼパパ「話は全部聞かせてもらったよ、金は全部こちらで用意するから心配はいらんよ、ただ問題は・・」

ワイ「問題は？」

リゼパパ「あの三人が納得するかって話だ。特にリゼ、あいつは一度心に決めたことを簡単には曲げない奴だ」

タカヒロ「そうだね、リゼ君は特にそうだ」

ワイ「・・・・」

数か月後

リゼちゃん「うぅ…懲戒請求者が次々と裁判で慰謝料を取られてる・・どうすれば」

ワイ「リゼちゃん」

リゼちゃん「うぅ・・ワイさん」

ワイ「知ってるよ、一度みんなに言いだしてなかなか素直に間違いを認められないんだろう？」

リゼちゃん「みんなにどんな顔して謝ればいいかわからない・・・それにみんなと友達でいられなくなるのが怖い・・」グスッ

ワイ「リゼちゃんは三人の中でも最年長だからね・・・確かになかなか言い出しにくいよね。でも大丈夫だよ、みんなわかってくれるよ」

リゼちゃん「グスッ・・・明日…みんなに謝るよ・・・ワイさん・・・グスッ」

ワイ「ワイも一緒に謝ってあげるからね、つらい時は助けを求めてもいいんだ」

翌日

リゼちゃん「チノ、ココア・・・ごめんなさい！」ペコリ

ワイ「ワイからもお願いする、リゼちゃんを許してやってくれ」

ココアちゃん「リゼちゃん・・・うん、わかったよ・・・リゼちゃんもやっぱり辛かったんだね・・・」

リゼちゃん「え？・・・」

チノちゃん「リゼさん、辛そうでした・・・言い出しっぺだったから中々辛くても言い出せなかったんだと・・」

リゼちゃん「み、みんな・・・うわああああ～～～ん！！（二人に抱き着く）」

ココアちゃん「リゼちゃん・。グスッ・・みんな大好きだよ！」

チノちゃん「私もです・・グスッ」

ワイ「ワイも仲にはいってもいい！？」

女性一同「だめです」

ワイ「・・・・」

こうして三人は仲が悪くなるどころかこの一件でさらに仲が良くなった。裁判所に命令された慰謝料の請求もリゼパパが全部払ってくれたし一件落着
時折ワイが仕事をしているとリゼちゃんがこちらの方に向かってニコッと笑ってくれるような気がした。リゼちゃんとも仲良くなれたし結果オーライ！

おしまい

ええやん

結構すき

帝京平成大の方が100倍ちゅきぃ…

ごちうさ リゼ 懲戒請求 余命

ワイリゼ好き

チノちゃんが人轢き殺した時弁護したのがタカヒロってマジ？